花鳥風月、嘯風弄月甲賀
メガギャラドス軸のような積み構築やカバリザ,メガラグをまとめて見れるポケモンを探していたらゲッコウガにたどり着いたので,シーズン11で使用した調整を紹介する。
ゲッコウガ@草Z
特性 : 変幻自在
無邪気
148(4) - 119(28) - 104(132) - 143(156) - 81 - 182(188)
技 : 岩石封じ / 草結び / 冷凍ビーム / 水手裏剣
【役割対象】
・後出しから対処できる可能性が高い
・対面からなら対処できる可能性が高い
【調整意図】
火力面
岩石封じ
H191B86ウルガモス 100.5%〜119.4%
H175B112メガリザードンY 84.6%〜102.9%(乱数6.3%)
H153B131メガリザードンX 40.5%〜48.4%
A-1
H171B99ギャラドス 32.7%〜39.8%
草結び
H171D150メガギャラドス 77.2%〜91.2%
草結びZ
H177D150カプ・レヒレ 98.3%〜116.4%(乱数87.5%)
H215D136カバルドン 89.3%〜106.0%(乱数37.5%)
H171D120ギャラドス 63.2%〜74.3%
冷凍ビーム
H171D120ギャラドス 35.7%〜42.7%
H155D100霊獣ボルトロス 94.2%〜112.3%(乱数68.8%)
H195D154メガボーマンダ 98.5%〜116.9%(乱数87.5%)
H155D170メガラティアス 55.5%〜67.1%
H151D115ジャローダ 84.8%〜100.7%(乱数6.3%)
H153D105メガリザ―ドンX 45.1%〜53.6%(乱数37.5%)
草結びZでカプ・レヒレが落とせる火力は確保した。また,威嚇込岩石封じ+草結びZ+水手裏剣でギャラドスを倒せるので相手が草Z読みでメガ進化をしなかった場合でも対応できるが,ほとんどの場合,岩石封じを見せるとメガ進化してくるのでZ技を温存したい場合は,草結びZを打たなくても草結びで処理できる。岩石封じの火力にはあまり期待しない方がいいが,H振りウルガモスや無振りメガリザ―ドンY程度は倒せる火力がある。メガリザ―ドンXは,ニトロチャージから入るかつドラゴンクロ―採用の場合のみ岩石+冷凍ビーム×2で倒せる可能性がある。
耐久調整
A197メガボーマンダ 恩返し 87.8%〜104.1%(75%耐え)
A200ガブリアス 逆鱗 87.8%〜104.1%(75%耐え)
A200キノガッサ マッハパンチ 89.2%〜105.4%(75%耐え)
A182メガリザ―ドンX ニトロチャージ 22.3%〜26.4%
ドラゴンクロ― 69.6%〜83.1%
スカーフ持ちが多いガブリアスや霊獣ランドロスの攻撃をほぼ耐えられるようにしている。また,キノガッサのマッハパンチをいい乱数で耐えるので対面は草結びから入るとキノコの胞子,種マシンガン(3発まで),岩石封じが打たれた場合,対面から勝つことができる。陽気メガボーマンダには素早さが負けているが捨て身タックル以外の攻撃は耐えるので処理することが可能。
素早さ調整
最速ジャローダ(113族)抜き
防御にかなり厚く振ったために最速にすることができなかったので有利対面であるはずの臆病メガボーマンダや臆病アーゴヨンに勝てなくなってしまった。そのため,これらのポケモンに注意してパーティを組む必要がある。
【総評】
相手の意表を突き,ペースを崩すことができてとても強かった。ゲッコウガが草Zを使った後,有効打がないと見てリザードンやウルガモスで積もうとしてくることもあった。また,狙い通りギャラドスに後投げして岩石封じ+草結びZで処理できることが多かった。他にもメガラグラージの処理を任せたり,マンムー+水枠+ボーマンダを草結びから入ることでダメージを抑えながら倒せるのがかなり優秀だった。
しかし,如何せん鋼ポケモン(メタグロス,ギルガルド,テッカグヤ,ナットレイ)になにも出来ないので これらをケアできるようにする必要があるが,この点に気を付ければかなり強いポケモンなのでぜひ使ってみてほしい。