先鋒猿濃厚
【導入】
猫だましによる対面性能の高いステルスロック撒きである。高めの素早さから気合のタスキを含めて,猫だまし+ステルスロック+(攻撃技)で一体+αに仕事ができる範囲が広めである。また,豊富な補助技,攻撃技を持つのが特徴である。
【型紹介】
ゴウカザル@気合のタスキ
猛火
せっかち 151 - 145(164) - 81 - 140(124) - 90 -171(220)
猫だまし / ステルスロック / 選択技 / 選択技
選択技候補
①攻撃技
マッハパンチ/グロウパンチ/ローキック/かわらわり/インファイト/気合玉
猫だまし+格闘技で先発適性の高い襷マンムーに有利を取ることができる。また,増加傾向のあるカビゴンやポリゴン2に対して打ちたい高火力タイプ一致技である。悪巧み型でもない限り安定打点のインファイトを選ぶ方が無難である。ローキックを選ぶのであれば無効タイプのなく,範囲の広い岩石封じの方が現環境では有効である。壁に無限大の憎しみを抱えている場合はかわらわりを採用してもいいかもしれないが基本的に使えないと思われる。グロウパンチを積んでいる暇などない。マッハパンチは鉄の拳に乗るが元の火力の低さから優先度は低めである。
カウンター
気合のタスキとの相性◎。ねこだましと合わせてタスキ,頑丈に強い。ランドロスやギャラドス,メガボーマンダ,マリルリの処理できる可能性がある。
がむしゃら
気合のタスキとの相性○。タスキ発動の最後っ屁にどうぞ。
岩石封じ/岩雪崩/ストーンエッジ
リザードン,ウルガモスに対する打点であり,対面から処理したい場合に有効である。ボーマンダやギャラドス等の積みエースに対して起点回避のために岩石封じを入れるのはアリかもしれない。
蜻蛉返り
猫だましの存在からミミッキュピンポイントに近い。化けの皮の剥ぎながら控えのポケモンに変えられるのは便利だが,猫だましの方が汎用性は高い。どんなパーティにも先発から運用したいときやねこだましを切った場合に有用であるかも…?
炎のパンチ/フレアドライブ/火炎放射/大文字/オーバーヒート
炎のパンチは鉄の拳の対象技であり,気合いのタスキを持つ以上フレアドライブより相性は良い。安定打点の火炎放射であるが,火力の低さから無振りメガメタグロスすら確定を取れないので,CSベースであれば大文字,両刀採用の場合はオーバーヒートにするとよい。
雷パンチ
ギャラドス,ペリッパーピンポイントである。こいつらに不意を突きたいなら採用してもいいかもね,鉄の拳も乗るしね。
ダストシュート
対フェアリー(カプ,マリルリ等)に対する最大打点。
H145B95 カプ・テテフ 95.2%-113.1%(68.8%)
H145B105 カプ・コケコ 85.5%-102.1%(12.5%)【猫だまし込みで確定】
H207B100 マリルリ 63.8%-75.4%
無振りのカプ程度は倒せる程度の火力はあるが,マリルリは厳しい。
対フェアリー用(ミミッキュピンポイント)であるが,A252振りでもASミミッキュが低乱数37.5%なので優先度は低い。ハガネZでも持たせないと無理。
地ならし/地震
電気タイプや炎タイプ,毒タイプに打ちたい。主にメガゲンガーへの打点である。しかし,火力が足りない。地ならしは無効タイプの多い現環境では起点回避技としては岩石封じの方が優秀である。
H135B100 メガゲンガー 81.5%-96.3%
目覚めるパワー氷
後出しされやすいメガボーマンダ,霊獣ランドロス,ガブリアス等への安定打点。火力が足りないので交代読みかタスキを盾に打つべし。
H171D110メガボーマンダ 67.8%-81.9%
草結び/ソーラービーム
スイクンやヤドランへの打点。C252振りで高乱数になるので採用する際はCSベースにするとよい。
H207D135 スイクン 37.7%-45.4%
H202D100 ヤドラン 42.6%-50.5%
②変化技
挑発
起点回避技。高めの素早さから成功することが多いがアンコール,ほえると選択。
アンコール
起点回避技。相手の変化技を捕まえて味方の起点にすることができるのが利点。挑発,ほえると選択。
ほえる
起点回避技。ステルスロックとの相性◎であり,バトン構築につよくなる。挑発,アンコールと選択。
どくどく
苦手のメガボーマンダ,ヤドラン,霊獣ランドロス等の役割破壊技であるが,ステルスロック要員のときは優先度は低め。
悪巧み/瞑想/ビルドアップ/奮い立てる/剣の舞
積み技は豊富であり,悪巧みを使うのであれば気合玉等のZ技と合わせて使うとよいだろう。奮い立てるで両刀にするのも面白い。瞑想やビルドアップで耐久を上げて,半分回復実を持たせるのもいいかもしれない。
みがわり
積み技やアンコールと相性が良い。身代わりで体力管理をして猛火に調整するのもベネ。
【総括】
技だけは豊富の癖をして対して強くなかった。環境の波には逆らえなかったようだ。