【ポケモンUSM】S13使用構築集
【導入】
今季は思ったように思ったように結果が残せず,悔しいシーズンとなったが,今後精進していくために今季使用した構築を備忘録として記事を残しておく。
【マンマンレヒレ 最高レート1926】
【構築経緯】
S11でメガガブリアスとメガメタグロスを使用したので,残りの700族であるメガバンギラスとメガボーマンダを使うところからスタート。この二匹では,簡単に物理受けや流しポケモン(カバルドン,カビゴン,エアームド等)に流されたり,ストッパー性能の高いポケモン(ミミッキュ,襷スカーフゲッコウガ,スカーフガブリアス等)で止められてしまうため,これらの受けポケモンやストッパーに強いポケモンを取り巻きに選んだ。
ゲッコウガや受けポケモン対策に食べ残し怒り挑発カプ・レヒレを採用。電気の一貫を切り,霊獣ボルトロス,ランドロス,ガブリアス,龍の舞を積んだメガボーマンダに圧力を掛けられるマンムーを選んだ。ミミッキュを止められないので,ミミッキュに後出しからそれなりに安定して勝つことができ,炎鋼枠を兼ねることができるHB半分回復実ヒードランを採用。この5体では初手メガメタグロスで半壊してしまうので,対面から勝てる水Zウォッシュロトムを選択した。
【個体紹介】
陽気 189(108) - 203(148) - 170 - × - 140 - 135(252)
砂起こし → 砂起こし
龍の舞 / 噛み砕く / 冷凍パンチ / ストーンエッジ
基本的に受けサイクルやメガリザ―ドン軸に出していくメガ枠。ストーンエッジさえ当てることが出来るなら尋常じゃないくらい強い。格闘技を持たないポケモン(ミミッキュを除く),欠伸や吠える等の起点回避技を持たないポケモンであれば,持ち前の耐久で大体起点にすることが出来る。素の素早さが遅く,龍の舞を1回舞っただけでは130族より速いポケモンを抜くことはできない。また,耐久が高いといってもゲッコウガのハイドロカノンZ+水手裏剣やメガメタグロスのアイアンヘッド+バレットパンチで確定を取られてしまうのが残念。
意地っ張り 191(164) - 189(52) - 151(4) - × - 134(188) - 153(100)
威嚇 → スカイスキン
龍の舞 / 恩返し / 地震 / 羽休め
ポリゴン2,サンダーやボルトロスがいなければ,積極的に出していくメガ枠。対面性能,威嚇や羽休めによるサイクル性能が高いHaDs振りを採用。低火力の物理・特殊を起点にして,無理矢理抜いていく。地震を採用しているのでメガメタグロスやメガバンギラスを殴りに行けるが,A+1地震ではどちらも確定を取れないのでサイクルを回し予め削っておく必要がある。AラインはH4振りミミッキュを恩返しで飛ばせる程度である。
カプ・レヒレ@食べ残し
図太い 177(252) - × - 173(180) - 124(68) - 151(4) - 106(4)
自然の怒り / 挑発 / ムーンフォース / 波乗り
ミストメイカー
メガバンギラスやメガボーマンダの苦手なカバルドン,ゲッコウガ,エアームド,カビゴン,ギャラドス,バシャーモなどのポケモンに強い枠。ミストフィールドでメガバンギラスを状態異常から守る役割も担っている。基本的に受けポケモンを削り,起点回避させないように挑発を打つことが多い。メガゲンガーや草タイプや電気タイプに弱いので,相手のパーティにゲンガーや電気タイプがいるときは,バンギラスかマンムー,ナットレイやカミツルギがいる場合はボーマンダと一緒に出していきたい。
ヒードラン@バンジの実
控えめ 196(236) - 99 - 145(148) - 178(92) - 129(20) - 99(12)
貰い火
岩石封じ / 噴煙 / ラスターカノン / 大地の力
対ミミッキュに重きを置いた鋼炎枠。A156+2ミミッキュのシャド―クロ―Zを13/16で耐えて半分回復実が発動する。岩石封じで相手の素早さを下げて,上からラスターカノンを打って倒すことができる。
マンムー@ジメンZ
意地っ張り 187(12) - 192(196) - 114(108) - × - 81(4) - 124(188)
厚い脂肪
氷柱針 / 氷の礫 / 地震 / 叩き落とす
A156ミミッキュのぽかぼかフレンドタイム程度なら耐えることができ,タイプ受けしにくいことを利用し,相手に圧力を掛けていくことができるジメンZマンムー。この構築の苦手なポリゴン2やカビゴンのアイテムを叩き落として,エースの通りを良くしたり,崩しの役割を担う。
ウォッシュロトム@ミズZ
控えめ 149(188) - × - 129(12) - 154(116) - 130(20) - 128(172)
浮遊
ハイドロポンプ / エレキネット / 放電 / 鬼火
主に対メガメタグロス用の電気枠。耐性を生かしてこの構築で苦手なメガメタグロスに繰り出していき,エレキネット+ハイドロポンプZで倒しにいく。しかし,思念の頭突きでよくひるまされて負けてしまう。(4敗)
【ガルーラスタン 最高レート1943】
【構築経緯】
レートが思うように伸びなかったため,USMシーズン7でそれなりに強かった化石構築を引っ張り出してきた。
【個体紹介】
ガルーラ@ガルーラナイト
勇敢 197(132) - 190(220) - 122(12) - 87(52) - 132(92) - 108
きもったま → おやこあい
猫騙し / 恩返し / 冷凍ビーム / ふいうち
猫騙し+恩返し+ふいうちで多くのポケモンを縛っていく。大抵の攻撃を耐えるようにしてあるので腐りにくい。少しでも体力が残っていれば猫騙し+ふいうちで仕事ができる。
カプ・レヒレ@食べ残し
図太い 177(252) - × - 173(180) - 124(68) - 151(4) - 106(4)
自然の怒り / 挑発 / ムーンフォース / 波乗り
ミストメイカー
メガガルーラの苦手なカバルドン,エアームド,カビゴン,バシャーモなどのポケモンにそれなりに強い枠。ミストフィールドでメガガルーラを状態異常から守る役割も担っている。基本的に受けポケモンを削り,起点回避させないように挑発を打つことが多い。
サンダー@達人の帯
控えめ 191(204) - × - 122(132) - 165(36) - 123(100) - 125(36)
プレッシャー
ボルトチェンジ / 熱風 / めざめるパワー(氷) / 羽休め
6世代からの流用。舞われたメガボーマンダを止めたり,重いカグヤを削る電気枠。H4振りメガボーマンダや無振りガブリアス程度であればめざめるパワー氷で高乱数で飛ばせる程度の火力はある。
ランドロス@拘りスカーフ
意地っ張り 165(4) - 209(196) - 120(76) - × - 103(20) - 138(212)
威嚇
地震 / とんぼ返り / 岩雪崩 / 馬鹿力
メガガルーラの猫だましで削った霊獣ボルトロスやミミッキュの引き先。ゲッコウガやメガミミロップ,メガゲンガー,カプ・コケコを上から叩く。リザ―ドンへの奇襲も便利。
ギルガルド@ハガネZ
控えめ
ブレードフォルム 163(220) - 153 - 70 - 222(252) - 72(12) - 83(20)
シールドフォルム 163(220) - 63 - 170 - 112(252) - 172(12) - 83(20)
めざめるパワー(氷) / シャド―ボール / ラスターカノン / 影うち
それなりにメタグロスに安定する鋼枠。後出しされやすいサザンドラやガルーラ,グライオンへの憎しみから生まれた。昔は強かったが,今は普通にゴーストZの方が良いと感じた。
バシャーモ@クサZ
うっかりや 155 - 145(36) - 90 - 178(252) - 81 - 128(220)
ソーラービーム / めざめるパワー(氷) / 大文字 / 飛び膝蹴り
加速
水タイプやバシャーモの苦手とするメガボーマンダや霊獣ランドロスへ奇襲するクサZバシャーモ。カプ・レヒレを倒すために特攻に振り切っている。1加速後ゲッコウガ抜き程度まで振り,残りを攻撃に回すことで飛び膝蹴りでHB特化輝石ポリゴン2を確定2発にすることが出来る。 守るがないことが少し辛かった。
【破壊光線ギガインパクト 最高レート1995】
【使用経緯】
あまりにも勝てなかったので,試合がすぐに終わるであろう対面構築を探していたら,ギガインパクトメガガルーラを思い出し,面白かったので採用。以下にリンクを貼っておく。
あさみ氏の構築をほぼ完全にコピーして使用したので,調整の意図や構築経緯はぜひともこの記事を見ていただきたい。完全コピー野郎の自分は現環境におけるこの構築の使用した所感を書いていく。
ガルーラ@ガルーラナイト
意地っ張り 181(4) - 194(252) - 121(4) - × - 123(20) - 149(228)
きもったま → おやこあい
ギガインパクト / グロウパンチ / 炎のパンチ / 岩雪崩
現環境では,最速カプ・レヒレを一定数見かけたため,準速にする方が良いかもしれないと感じたが,グロウ+ギガインパクトの破壊力は流石の一言であり,全然戦えると思った。岩雪崩はズル。
ポリゴンZ@拘りスカーフ
臆病 161(4) - × - 90 - 187(252) - 95 -156(252)
適応力
破壊光線 / 騒ぐ / 冷凍ビーム / シャドーボール
スカーフポリゴンZは考慮されやすいというかこの構築が有名であるためか,ゲッコウガやカプ・コケコ対面ですぐにミミッキュやギルガルド等のゴーストタイプに引かれることが多かった。現環境のカプ・コケコはDに振られることがそこそこ多いため,騒ぐで落とせないことも多々あったがそれでも強かった。
意地っ張り 151(164) - 148(196) - 119(148) - × - 125 - 116
化けの皮
シャドークロー / 影うち / 剣の舞 / じゃれつく
シーズン11で使ってたやつの流用。雑に強い。この調整だけもとの構築と異なっている。
バシャーモ@気合いの襷
臆病 156(4) - × - 80 - 162(252) - 89 - 145(252)
加速
目覚めるパワー(氷) / 大文字 / 気合い玉 / カウンター
襷だから妥協に妥協を重ねた個体。ミミッキュが多く,あまり出せなかったが,出した試合はすべて気合い玉か大文字をはずしやがった…。
メタモン@レッドカード
おっとり 155(252) - × - × - × - × - ×
かわりもの
目覚めるパワー(謎)
そこらへんにいた変り者メタモンを捕まえた結果,同速に負けまくる事案が発生。同速負け読みの行動をすべきか否か…。積まれた後にレッドカードを叩きつけるのがとても楽しかった。(愉悦)
オニゴーリ@食べ残し
臆病 177(172) - × - 103(20) -101(4) - 104(28) - 145(252)
ムラっけ
無限の勝ち筋を持つ最終兵器オニゴーリ。ほぼ受けループにのみに選出。こいつはやはり犯罪者であった。
【総評】
今季で様々な構築を使った経験を生かし,シーズン14ではレート2000は乗せたいところである。